オランダの確定申告のために、最低限用意しておくべき情報を一覧化しました。
申告の時期が来てから前年分の資料を集めるのはかなり大変です。Excelやスプレッドシート、フォルダを使って請求書や領収書を管理しておくといいですね。
なお、対応する会計士や事業内容によって、必要な資料はさらに増える可能性があります。あくまで一般的に必要な情報としてご理解下さい。
※実際の確定申告は会計士に相談して行いましょう
オランダの確定申告で準備しておくもの一覧
個人情報
- 個人番号 (BSN番号)
- 生年月日
- 移民/移住日 (該当する場合)
- 税金のパートナーの有無(結婚しているか、または住所に他の誰かが登録されていた場合、その人のBSN番号と生年月日)
- 子供の有無
事業外の所得(世界中)
- 雇用主から提供される年間の概要書類
(雇用主が支払った給与、源泉徴収された税金額、社会保険料、年金控除、その他の給与関連情報のこと) - パートナーからの扶養(該当する場合)
- 任意の(偶発的な)収入(銀行取引明細書を確認)
事業からの所得(世界中)
- 会社の銀行口座明細書 (1年分)
- 全ての売上請求書
- 会社の経費の領収書
- 消費税(VAT)申告書
- 会社に費やした時間の概要
(年間売上額が€10,000未満の場合) - 商業登記簿 (KvK 登録書)
日本の資産の申告も含まれます。会計士、事業によって異なると思いますが、一般的には資産の残高を日本語の文章で提出しても受け取ってもらえません。
「円をユーロに変えて、数字のみ会計士に伝える」方法でも大丈夫なケースがあるので、会計士に確認して下さい。
資産
- 202XX年1月1日時点での全世界の資産
(総額が€57,000以上の場合、税金のパートナーがいる場合は€114,000) - 銀行口座の年間概要
- 暗号通貨の残高の価値
- 物件の価値と詳細(住宅を除く)
- 特別な資産の価値(コレクション品、宝石など)
- 株式と投資
- 借金と債務
- 現金
居住地の家(自己所有の不動産)
- 20XX年1月1日時点でのWOZ価値
(固定資産税の評価額) - 住宅ローンの年間概要
- 公証人文書
(この年の家の売買がある場合)
控除
- ANBI団体(一般公益団体)への寄付
- 保険会社から払い戻しされていない医療費
- 自宅から勤務場所までの交通費
(10km以上かつ補償がない場合) - 扶養
- 年金
(特定の生命保険)
その他(該当する場合)
- 前年の所得税申告書
- AOV保険
(失業や病気の際受けられる保険) - 配当に関する詳細情報
- 暫定所得税とZvW
(所得税や健康保険料の事前支払いに関する詳細)